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毎回おつきあいくださり、ありがとうございます。Mercuryです。
前回と前々回で「デッキ」についておわかりいただけたと思います。
今回はパーミッションやバーンを除く、「ビートダウン」に的をしぼり、例外はありますが「どんなデッキにも投入されるカード」(必須カード)は何なのか?また、「100%投入されるとは限らないが、手に入れておいて損はないカード」などをご紹介いたします。
あくまで単体で使えるパワーカードをご紹介していくだけですので、後述しますが、「オレはただ強いだけで個性のないデッキは嫌だ!」と言われる方には、参考にはならないと思います。しかし、これから挙げるカードを投入するだけでデッキパワーが格段に向上してしまうのもまた事実です。
・・・それではまず必須モンスターですが、これについては残念ながら各種デッキごとに投入されるモンスターがかなり違うので、「絶対にコレ!」といったカードはなく、ここで明確に具体的なカード名を挙げることはできません。
ですが、制限カードに指定されているカードや《サイバー・ドラゴン》《死霊騎士デスカリバー・ナイト》《霊滅術師 カイクウ》あたりのカードは最低限手に入れておきましょう。
しかし、《サイバー・ドラゴン》《死霊騎士デスカリバー・ナイト》《冥府の使者ゴーズ》《マシュマロン》といったカードは総じてレアリティが高く、価格のレートも高いため入手は困難でしょう。複数枚もっている友人にトレードをもちかけたり、出場する必要はないので最寄のOCGデュエル大会に足を運び、そこでまわりにいるデュエリストたちにトレードを申し込むなど、工夫するのが良いでしょう。
次に必須魔法カードです。
「アドバンテージ」の講座でご説明したように、OCGなどのトレーディングカードゲームで最も重要な要素は相手とのカードの損得です。1枚得をすることを「アド+1」と呼びましたね?必須魔法の条件は「どんなデッキにも入り、1枚で大きなアドバンテージを稼げるカード」や「1枚で状況を逆転できるカード」(例えば《ブラック・ホール》など。現在禁止。)、「どんな状況下で引いても手札で腐らないカード」ということになります。
例えば、伏せカード除去では《サイクロン》《大嵐》
モンスター除去では《抹殺の使徒》《地砕き》
防御魔法では《光の護封剣》《スケープ・ゴート》
蘇生魔法では《早すぎた埋葬》
ドロー系魔法では《貪欲な壺》
・・・といったカードが挙げられます。
また制限カード指定のカードや、《エネミーコントローラー》《収縮》などの汎用性の高いカードも入手しておきましょう。これらのカードはレアリティが比較的高くないものも多く、また各種ストラクチャーデッキに収録されていたりするため、入手は容易でしょう。ストラクチャーが発売される度にいつも購入する人(無論、Mercuryもその一人ですが)は、けっこう制限指定の魔法カードを複数もっていたりするので、積極的にトレードを持ちかけてみましょう。レアリティもノーマルなので、相手としてもトレードしやすい、というのもポイントです。
最後に必須罠カードです。
これも基本的には必須魔法と同じようなカードが必須罠に該当します。
《リビングデッドの呼び声》がそれにあたります。よほど墓地にモンスターがたまらない除外デッキでもない限り、ほぼ間違いなく採用されるでしょう。
トラップには「相手が○○をしたときに発動できる」などというカードがたくさんありますが、発動条件が限られているため、基本的にはあまり必須として採用されません。
しかし、《聖なるバリア-ミラーフォース-》《激流葬》《死のデッキ破壊ウイルス》は発動条件があるものの、発動できれば多くのアドバンテージを得ることができるため、大会で見かけるデッキには高確率で投入されています。制限カードとともに入手しておきましょう。
これらのカードもストラクチャーに収録されていることが多いので、比較的入手はしやすいでしょうが、《聖なるバリア-ミラーフォース-》だけは一時期に禁止化されたこともあってか、ストラクチャーには収録されないため、入手困難です。レートも高いので、ノーマルカードのミラーフォースを持っている人などから入手したいところです。
こうして見てもらえばわかると思いますが、だいたいは制限カードあたりを手に入れておけば、あとは「こういうデッキを組もう!」と思ったときにそれら制限カードを適宜投入しておき、Wikiなどで似たようなデッキを参考にしながら組んでいけば幾分強いデッキが完成します。
・・・しかし、わたくしは「制限カードをとりあえずぶちこんどけ!」というデッキ構築はあまり好ましく思いません。なぜならデッキの幅が狭まり、せっかくたくさんの種類のカードがあるにもかかわらず、使われるカードが限られることで、デッキの「個性」が失われてしまうからです。ですが、かと言ってやはり「カードゲーム」ですから、負けてばかりではおもしろくありません、当たり前のことです。制限カードに指定されているパワーカードも採用していないと、勝つのが難しいのが現実です。そこがカードゲームが抱える大きな問題点だと思います。多くのOCGプレイヤーも同じ意見ではないでしょうか。
わたくしの場合は、大会などに出場するときなど、「勝ち」を意識したデュエルでは制限カードもある程度投入された大会用のデッキを使用しますが、友達と遊んだときにするデュエルでは、制限カードなどの型にとらわれない「ファンデッキ」を使ったりして楽しんでいます。
「このカードとこのカードを組み合わせたらなんか強くね?」とか思いながらデッキを構築していくのもOCGの醍醐味であり、おもしろさです。そのデッキ構築の「おもしろさ」だけは忘れたくないものです。
いかがだったでしょうか。それではまた次回にご期待ください。
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